2026年8月20日 — 株式会社OZ. 編集部
生成AIの業務利用で先に決めること|名古屋の中小企業が確認したいデータ管理3項目
8月19日、OpenAIは対象となるAPI顧客向けに、リクエスト処理後にプロンプトや応答を保持しない「Zero Data Retention(ZDR)」の提供方針と、複数のやり取りを横断して安全上の兆候を検知する仕組みのプレビューを発表しました。AIを使う会社にとって重要なのは、機能名を覚えることではなく、「何を入力してよいか」「誰が確認するか」を先に決めることです。
8月19日の発表から、企業が考えるべきこと
公式発表では、対象となるAPI顧客のプロンプトと応答を処理後に保持しないこと、顧客データを学習に使うのは明示的に選択した場合に限ることが説明されています。ただし対象範囲は契約や設定で変わるため、自社の利用条件を確認してから使い始めます。
Private Safety Processingは、関連するやり取りから安全上の兆候を検知しながら、担当者が本文にアクセスしない設計を目指す仕組みです。便利さとデータ管理を分けずに考える必要があります。
前日のAI研修を一週間で定着させる記事では、使う仕事と確認者を決める流れを整理しました。今回は入力情報とサービス条件を、名古屋の中小企業向けに落とし込みます。
OpenAI公式発表(2026年8月19日)を基に、ZDRの対象範囲とデータ管理の注意点を整理しています。
生成AIを使う前のデータ管理チェック
- 01入力情報を分類する公開情報・社内情報・顧客情報を分け、迷うものは入力しない基準を決めます。
- 02サービス条件を確認する保持期間、学習利用、管理者の閲覧範囲、対象プランを契約と設定で確認します。
- 03社内の確認者を決める利用目的、入力担当、出力の確認者、問題時の報告先を一枚に残します。
まずは「入力してよい情報」を決める
最初から細かな規程は不要です。議事録の下書きや公開済み資料の整理など、影響が比較的小さい仕事から始め、入力してよい情報を例で示します。顧客名や契約条件など迷う情報は匿名化するか、別の手順へ回します。
機能名ではなく、契約と設定を見る
ZDRという名称だけで「安全」と判断せず、自社が対象か、保存範囲や学習利用の扱いを契約と設定で確認します。導入時だけでなく、確認日を決めて見直しましょう。
名古屋の中小企業が明日作れる一枚
社内共有用に「使う業務」「入力してよい情報」「確認者」「連絡先」の4項目を書いたシートを作ってみてください。東海の中小企業では、経営者・現場責任者・確認役の3者で読み合わせるだけでも、個人任せの状態から進めます。
OZ.からの提案
OZ.では、AI導入前に業務と情報の流れを整理し、入力ルールと確認者を現場に合わせて決めます。定着までの支援はAI顧問の支援内容をご覧ください。
まとめ
生成AIは、機能を探す前に入力情報・サービス条件・確認者を決めて使い始めます。名古屋・愛知の中小企業も、迷う情報を保留できる小さなルールから始められます。
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株式会社OZ.は、名古屋・愛知の中小企業に向けて、業務整理からAI教育、社内ポータル、システム・アプリ開発、運用まで伴走します。