2026年8月10日 — 株式会社OZ. 編集部
AI・人工知能EXPO NEOから考える|名古屋の中小企業がAI活用の現在地を見極める3ステップ
AIの展示会やサービス情報が増えるほど、「どれを選ぶか」より先に「自社はどこまで進んでいるか」を決めることが大切です。名古屋・愛知の中小企業が、話題のAIを自社の業務改善へつなげるための見方を整理します。
AI活用は「使っている」から「次の段階」へ
AI・人工知能EXPO NEOは、2026年8月5日・6日に開催され、主催者のRX Japanは8月7日に開催結果を公開しました。2日間の来場者数は6,285人。AI活用の成熟度を「AXフェーズ」として4段階で可視化し、個人利用から組織展開、業務の一部代行、自律化まで、企業の現在地に合わせて情報を探せる設計が特徴です。開催結果の公式発表も確認できます。
この考え方は、展示会に行っていない会社にも役立ちます。新しいツールの機能を比べる前に、自社がどの段階で止まっているかを言葉にすれば、過剰な導入やPoC(概念実証)の長期化を避けやすくなります。
名古屋・愛知の中小企業|AI活用の現在地を3分で整理
1. 個人の便利を、会社の課題に置き換える
「担当者が文章作成に使っている」だけでは、会社としての導入効果は見えません。議事録、問い合わせ返信、営業報告など、複数人が繰り返している仕事に置き換えてみましょう。誰の、どの作業が、何分短くなるのかを書けば、個人の工夫をチームの改善として話せます。
2. いきなり全社展開せず、1つの流れをつなぐ
次は、AI単体ではなく業務の前後を見ます。例えば問い合わせの要約だけで終わらせず、担当者への通知、対応状況の記録、顧客への返信案までを一つの流れとして整理します。最初から完璧な自動化を目指さず、まずは人が確認できる小さな範囲で試すのが現実的です。生成AIを業務に定着させる実務とも合わせて、現場の手順を見直してみてください。
3. 成果だけでなく、判断する場所を決める
時間短縮だけを追うと、確認不足や手戻りが増えることがあります。処理時間、入力ミス、引き継ぎのしやすさなど、業務に合う指標を一つか二つ決め、どの場面で人が確認するかを残しましょう。AIの出力をそのまま採用するのではなく、責任者が止められる設計にしておくことが、業務システムへ広げる前提になります。
名古屋・愛知の中小企業が今日15分でできること
紙やメモに「いま使っている業務」「次に試す1業務」「測る数字」の3行を書いてみてください。個人利用ならチーム共有、チーム共有なら一つの業務の流れ、すでに連携しているなら成果の確認へ進む、というように、現在地の一段先だけを目標にします。大きな計画を作るより、次の一手を決める方が社内で動きやすいはずです。
OZ.では、AIの機能選びだけでなく、既存の業務手順や社内システムとのつながりまで確認し、無理なく続く導入範囲を一緒に整理します。
まとめ
AI活用の成否は、最新機能を知っているかだけでは決まりません。現在地を見極め、対象業務を一つに絞り、成果と確認点を決める。この3ステップから始めれば、名古屋の中小企業でもAIを「試した」で終わらせず、次の業務改善へ進められます。
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