2026年7月18日 — 株式会社OZ. 編集部
名古屋の中小企業がAI活用を成果につなげる3つの進め方|IPA DX動向2026から
AIを導入したものの、業務が少し速くなっただけで次の一手が見えない。そんな名古屋・愛知の中小企業に向けて、IPAの最新調査から、成果を確かめながら価値へ広げる考え方を整理します。
名古屋をはじめ東海地方の中小企業でも、AIをどう使うか悩む声が増えています。IPAの「DX動向2026」によると、従業員101人以下の企業でAIを導入済みなのは16.6%です。裏を返せば、今こそ小さく始めて、自社に合う使い方を見つける余地があります。
AI導入は、まず身近な仕事で効果を確かめる
AI導入後の評価は、想像以上に前向きな結果が出ています。同調査では、期待どおり以上の効果を感じた企業が31.8%、一定の効果があった企業が50.6%でした。用途で最も多いのは文章の要約や作成で82.5%。資料づくりやメール文面のような日々の業務から始め、効果を確かめながら広げていくことが、無理のない一歩になります。
効率化を「早い対応」という顧客価値へ
AI活用の話題は、作業を速くする段階から、お客様への価値をどう増やすかへ移りつつあります。たとえば見積作成をAIで下書きし、提出までの平均時間を記録すると、効率化は「返答が早い会社」という顧客価値に変わります。OZ.のDX支援でも、成果は感覚ではなく一つの指標で追うことをおすすめしています。
Small steps, clear results
- 01業務を一つ選ぶ見積作成や議事録整理など、繰り返し発生する作業から始めます。
- 02数字を一つ決める作業時間や返信までの日数など、前後を比べられる項目を決めます。
- 03次の業務へ広げる効果を確認してから、顧客対応や提案の質に近い業務へ段階的に広げます。
大きく変える前に、来週の数字を測る
AI導入の効果として最も多かったのは、業務の効率化・迅速化の91.6%です。一方、売上や利益の向上は3.9%にとどまります。最初から大きな成果を求めるより、身近な一業務で変化を測り、次の改善につなげるほうが現実的でしょう。中小企業の生成AI活用をバックオフィスから始める記事も、最初の業務選びの参考にしてください。
まとめ
名古屋・愛知の中小企業にとって、AI活用は完璧な仕組みを一度に作ることではありません。業務を一つ選び、数字で確かめ、顧客に近い価値へ少しずつつなげる。その積み重ねが、続くDXになります。
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